さいしょに小さなお金を払う
私は、どちらかというとケチな性格です。 できる限り安いものを選びたいので、コンビニよりもスーパーを選ぶことが多く、多少時間がかかっても安さを優先します。
この考え方は、日用品に限らず、買い物全般に当てはまります。 ショッピングに出かけた際も、「本当に必要だろうか」「この値段に納得できるだろうか」と考えすぎてしまい、購入の一歩を踏み出せないことがあります。 その結果、何も買わずに帰宅し、あとから後悔した経験を何度もありました。
買い物に関する自分ルール
そうした経験を通して、買い物に関する自分なりのルールを作りました。 それは『さいしょに小さなお金を払う』ことです。
もちろん不要なものは買いませんが、飲み物や軽い食べ物、百円ショップの商品など、迷わず支払える金額のものを選びます。 最初に一度お金を使うと、その後に気になっていた商品を 素直に買えるようになりました。 余計なケチ精神が外れている感じです。 この方法って、心理学でいうフット・イン・ザ・ドア効果に近いのかもしれませんね(?)。
ただし、無制限にお金を使うわけではありません。 衝動的に支払ってよい金額の上限は、常に意識の片隅に置いています。
機会が限られている場面での支出
一方で、旅行先のように、次に訪れる機会がほとんどないと感じる場面では、判断の軸が少し変わります。 その場合は、金額そのものよりも、体験や記憶として残るかどうかを重視しています。
入場料や、その土地ならではの食事、写真代、体験型のサービスなどについては、迷わず選ぶことが多いです。 その時間や空間でしか得られないものだと考えると、支出に対する抵抗はほとんどありません。
記念写真という形で残るもの
旅行先では、記念写真を撮影し、その写真を購入することが多いです。
ほぼ毎回購入していると言ってもよいかもしれません。
その結果、玄関や廊下、リビング、仕事部屋など、家のさまざまな場所に写真を飾っています。 どこにいても写真が目に入り、そのときの出来事や空気感を思い出せて、幸せな気分になります。
後から振り返れる形で残るものについては、支払った金額以上の価値を感じています。
おわりに
お金は使える時に、使っていきましょう! その一方で貯金もしましょうね!