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カジュアル面談を10社受けた感想

100 日後に退職する 47 歳さんのお話が、Twitter 上で話題ですね。 その投稿が続いている裏で、私は、転職活動をしていました。 その活動内容や感想について、かんたんにまとめておきたいと思います。

自己紹介

私は、関西に住む 20 代の Web エンジニアです。 2020 年ぐらいから、転職はふんわり考えていて、訳あって 2021 年 8 月末から 10 月末まで本格的に活動していました。

転職活動

スカウト式の転職サイトを使い、カジュアル面談をして頂きました。

転職サイトは、次の 2 つを使いました。

どちらも、企業側から転職希望者へスカウトする転職サイトになります。

転職希望者は、事前に職務経歴書や転職希望条件などを転職サイトに登録しておきます。 当初、(CM でよく目にしていた)ビズリーチで転職先を探していたのですが、次の理由で使うのを諦めました。

そこで、Github と連携が可能な Findy というサービスに乗り換えました。

最終的に、ビズリーチで 1 社、Findy で 9 社のカジュアル面談をして頂きました。

※ ちなみに、SNS の DM で連絡頂く人もいましたが、胡散臭い感じが強くあったので無視しました。

Findy での進め方

次の流れで、カジュアル面談まで進めました。

  1. 企業側の担当者が、転職希望者へ"いいね"を送る
  2. "いいね"が、転職希望者へ通知される(メール, Line)
  3. 転職希望者が、求人内容を確認する ()
  4. 転職希望者が、企業へ"いいかも"を送る
  5. 企業側の担当者と転職希望者が、メッセージのやりとりをする
  6. 企業側の担当者が、カジュアル面談を設定する

Findy では、掲載企業一覧に書いてある通りの企業から、"いいね"を頂けることがあります。

エンジニア・プログラマーが最新技術を試せる職場、ホワイト企業、日系大手、外資系、急成長ベンチャー企業など、様々なおすすめテック企業を厳選して掲載しています。ご登録いただくと、これらの企業からスキル偏差値を元にオファーが届くようになります。

メルカリやサイボウズ、(アンジャッシュ児島さんの CM で有名な STORES の)Hey などの企業から"いいね"を頂きました。

カジュアル面談での進め方

この世の中、リモートでのカジュアル面談が当たり前になりました。 そのため、平日の勤務後(18 時以降)に、Zoom や Teams を使ってカジュアル面談して頂くことになります。

カジュアル面談の流れは、次のとおりです。

  1. 自己紹介
  2. 採用ピッチを使った会社紹介 (適宜質問)
    1. ビジネスの話(プロダクト、サービス)
    2. 会社の話(ミッション、ビジョン、バリュー、カルチャー)
    3. 現場の話(開発、技術、体制)
  3. 次のアクション(別メンバーとの MTG、選考進める、保留)

カジュアル面談に来て頂く人は、次の構成が多かったです。

  • グループリーダークラスの人
  • 人事担当者
  • グループリーダークラスの人 + 人事担当者

中には、CTO とカジュアル面談して頂いたことがあったのですが、とても緊張して情報交換が一方通行(CTO→ 私)となってしまいました...。

カジュアル面談で思ったこと

カジュアル面談前のメッセージ内容で、モチベーションが変わる

カジュアル面談を進める前に、企業側の担当者から、(ありがたいことに)メッセージを頂けます。 そのメッセージの中には、Github やポートフォリオの感想を書いて頂けることがあります。 そういうメッセージは、『私を見て頂いているんだな』と思い、カジュアル面談への意思表示を強く示すことが多いです。

情報交換を円滑に進めるため、基本的なコミュニケーションを心がけて

まず、次のことは絶対はやめてほしいと思いました。

  • 話す内容が聞こえない
    • 話し方が早口
    • 声が聞こえにくい・小さい
  • 相手の表情が読めない
    • (Zoom や Teams で)顔を出さない
    • 表情が暗い・笑わない

1 つ目は、情報交換ができていないので、絶対にやめてほしいところです。 2 つ目は、できればやめてほしいのですが、会話するときは、営業スマイルでも良いので、明るい人と話したいです。

カジュアル面談の参加者は、転職希望者と近い距離にある人が良い

カジュアル面談に来て頂く方は、転職希望者と一緒に働くかもしれないぐらいの役職にある人が良いなと思いました。 例えば、私の場合は、グループやチームのリーダーが良いと思いました。 そのような人とカジュアル面談すると、働く現場の話や、課題感についての認識を持ちやすくなるからです。

コロナ禍からフルリモート可になった企業は、避けた

カジュアル面談時に、多くの企業が、フルリモート可能になったという話を聞きました。 関西在住だと、関東の企業で働ける機会が増えて、嬉しい反面、コロナ収束後に、フルリモートがなくなるのではないかと危惧しました。 そのため、そういう企業は避けるようにしました。

求人に悩んだら、オープンポジションを提案する

求人内容が、私に適切なのかどうか分からないときは、"オープンポジション"という選考を提案することにしました。 私の場合は、Web フロントエンドの求人に応募することが多いのですが、それとは別の求人も良さそうと悩むことがあります。 そういったときに、"オープンポジション"で選考をお願いできないか提案しました。 どちらの求人枠の方が、私の強みを活かせられるのか、企業側に考えて貰いたいのです。

最後に

転職活動らしい活動は、今回がはじめてでした。 転職活動を進めていくと、色々と考えさせられて、良い機会だなと思いました。

  • 企業選びは、何を基準として考えるか
    • ビジネスへの共感は前提
    • 給与、働き方、技術、etc
  • 私は、どういった人物なのか
    • 強み・弱み
    • 経験・性格
    • できないこと・できること・やりたいこと
  • どういったキャリアを積み上げたいのか
    • 数年先は、どういう人物になりたいか
    • マイルストーンをどう刻むのか

良い機会ですが、転職活動すると、色々クタクタになるので、またしたいとは思いませんでした...。

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