ホーム自己紹介ブログ
NO.103
DATE2023. 07. 17

ライティングの効率化ツール:AI Ghostwriterの紹介

最近、ビアードパパの焼きチーズケーキシューにハマっている silverbirder です。 文章作成が苦手な私は、AI が文章を代筆する「AI Ghostwriter」という Chrome の拡張機能を開発しました。今回は、この便利なツールの紹介をします。

Chrome ウェブストアで公開しています。気になる方は、以下のリンクよりダウンロードしてください! 無料です! https://chrome.google.com/webstore/detail/ai-ghostwriter/hpcokeldeijnfmbbbjkedhnedjjbjmoa

AI Ghostwriter って

AI Ghostwriter は、ChatGPT を活用して執筆者のライティング作業を助け、その品質を向上させる Chrome 拡張機能です。これはブラウザ上で選択したテキストに対して様々なアクションを実行できるツールで、ライティングにおけるあらゆる問題を解決します。

アクションは、デフォルトで以下の 3 つを用意しています。(後述しますがカスタマイズ可能です!)

  • 校正(Proofreading)
  • タイトル生成(Generate title)
  • 続きの文章生成(Generate following text)

仕組みは、とてもシンプルです。選択されたテキストをOpenAI の APIのパラメータとして指定した状態でリクエストし、レスポンスをサイドパネルに表示するだけです。

百聞は一見にしかず、デモ動画を紹介します。以下の画像をクリックするとデモ動画が再生されます。

AI Ghostwriter DEMO
AI Ghostwriter DEMO

以下は、デモ動画で紹介している AI Ghostwriter の操作手順です。

  1. 右上の AI Ghostwriter アイコンをクリックし、サイドパネルを開く
  2. ブラウザ上のテキストを選択する
  3. 右クリックし、コンテキストメニューを開き、校正などのアクションをクリック
  4. サイドパネルに、AI Ghostwriter からコメントが表示される

コンテキストメニューのアクションをカスタマイズ

コンテキストメニューのアクションは、ユーザーのニーズに合わせて自由にカスタマイズ可能です。具体的には、アクションの追加・削除・編集が可能です。以下の画像の通りです。アクションは、オプションページで登録できます。

Chrome拡張機能のオプションページ
Chrome拡張機能のオプションページ

※ オプションページは、右上の AI Ghostwriter アイコンを右クリックするとオプションという選択肢があり、それをクリックするとオプションページに遷移できます。

カスタマイズにより、ご自身の好みに合わせたライティング補助が可能となります。つまり、 自分だけのアクションを作成し、より効率的なライティングを実現できます 。AI からのコメントがイマイチの場合、コンテンツパラメータのテキストに少し手を加えてみると良いでしょう。また、 翻訳や要約 といったアクションも便利だと感じるかもしれません。これらの機能を活用して、より効率的なライティング体験を実感してみてください。

その他の機能

その他に、ユーザーの利便性を考慮して、以下の機能も提供しています。

  • 多言語対応
    • 英語と日本語に対応しています。
  • フィードバックリンク
    • ユーザーからのフィードバックを受け付けるためのリンクを設置しています。
  • 誤操作防止
    • API トークンが未定義であったり、サイドパネルが未オープンであったりする場合に、Chrome の通知を通じて誤操作を防止します。
  • 生成停止
    • 不要な生成処理を停止するために、アクションを停止するボタンも用意
  • ショートカットキーの設置
    • サイドパネルをショートカットキーで開くようにしています
    • chrome://extensions/shortcuts で確認できます

終わりに

AI Ghostwriter のおかげで、私の執筆効率はとてもよくなりました。既にアクションが 6 つあります(笑)。皆さんの執筆効率もよくなることを願っています!

余談: 開発経緯

ここからは、余談です。なぜ、このアプリを開発に至ったかについて簡単に紹介します。

  1. アイデアの出発点 : 日頃から ChatGPT をブログ執筆に活用していた経験から、何か新しいものを創れないかと考え始めました。

  2. 市場調査 : AI ライティング補助のサービスを調査しましたが、既存のサービスはメールテンプレート生成など、私が求めていた特定テキストの校正機能を持っていませんでした。

  3. アプリのイメージ : 特定テキストに対する特定アクション、具体的には校正機能を持つアプリを作りたいと考えました。

  4. 開発方法の検討 : 新しい Web フレームワークや技術を試すことも考えましたが、継続性を考慮し、既存の経験と知識を活用することにしました。

  5. Vercel のテンプレート : Vercel のテンプレートにあるnovelというものを見つけ、これが理想的なツールだと感じました。このエディタは Notion のような形式で、OpenAI の組み込みが可能で、選択したテキストに対してアクションを実行できます。

  6. エディタ開発の断念 : しかし、エディタを作ることは大変で、開発時間が伸びることから断念しました。私が求めていたのは、任意のテキストを校正した結果を知るだけでした。

  7. Chrome 拡張機能の活用 : その考えを元に、Deepl の Chrome 拡張機能を思い出しました。Chrome 拡張機能にはコンテキストメニューの API がビルドインされており、最近リリースされたサイドパネル機能を使えば、現在開いているタブの隣に別のウィンドウを表示できます。そこに校正後のテキストを表示すれば良いと考えました。

以上、私の簡単な開発経緯についてでした。最後までお読み頂きありがとうございました。

ブラウザ
AI
成果物

-

コメント

0

読み込み中...

シェアする

フォローする

購読する

次のページ

正社員を辞めました

前のページ

6ヶ月でTOEICのスコアを285点アップ

関連する記事

タグ「ブラウザ」の記事

iframeの難しさ

最近、iframeを使っています。 クライアントサイドで埋め込む想定で、iframeを使おうとしています。 色々と苦労したことがあったので、書いて残しておこうと思います。 レスポンスヘッダー 前提として、ウェブアプリケーションをプロダクショ

2026年02月18日

フロントエンド
ブラウザ
DuckDB WASMとOPFSでGoogleマイアクティビティをブラウザ完結で可視化してみた

DuckDB WASMとOrigin Private File System (OPFS) を組み合わせ、Google マイアクティビティの履歴をブラウザ内に閉じたまま扱えるようにしたときの設計と学びを整理しました。

2025年09月17日

開発ツール
ブラウザ
マイクロコピー、マイクロインタラクション、そしてリンク

こんにちは、@silverbirderです。最近、湖県に移住してWebフロントエンドのお仕事をしています。お仕事をしていると、ユーザー体験を良くするためには、大きな改善をせずとも小さな改善だけでも十分な効果があると思い始めました。本記事では、その小さな改善となる、3つのことについて書きたいと思います。

2025年08月27日

フロントエンド
ブラウザ

タグ「AI」の記事

AIの書いたコードの手直しを減らすお作法

AI にコードを書かせた後、余計なコードを見つけて消す作業があります。 不毛なことなので、それらの作業を減らすためのお作法を紹介します。 未使用コードを消す 以下でも書きましたが、未使用コードの検査に knip を使うことが多いです。 ht

2026年02月25日

AI
フロントエンド
AIの利用上限に達した時にすることを残しておく

主にWeb関連の個人開発をしている際に心がけていることを書きます。 月末に近づくにつれ、AIの利用上限に達してしまうことがあります。 その状況になった時、以下のいずれかの選択肢が私の中では残っています。 課金して利用上限を増やす 無料モデル

2026年01月22日

フロントエンド
AI
Playwright MCPでCSSの修正が楽になった

最近、AI エージェントに Playwright MCP を設定した状態で、CSS の調整作業を行っていました。 デザイン上どうしても原因を特定できず、修正に行き詰まっていたスタイルがあったのですが、Playwright MCP を使って調

2026年01月04日

フロントエンド
AI

タグ「成果物」の記事

記事投稿 連続100回以上している 私専用執筆環境Webアプリ

個人サイトリニューアルを機に、記事を書く執筆環境Webアプリを用意しました。 https://silverbirder.github.io/blog/contents/20260128/ どのようなものか簡単に紹介します。 入力とプレビュー

2026年02月20日

成果物
個人サイトリニューアルの振り返り

個人サイト(ジブンノート)をリニューアルしました。本記事では、個人サイトをリニューアルした際にあった出来事などを振り返りたいと思います。ちなみに、個人サイトは以下のページです。ノート風デザインで、ブログ記事が読めるようになりました!🎉

2026年01月29日

成果物
振り返り
個人サイトをリニューアルしました!

個人サイトをリニューアルしました!🎉 https://silverbirder.github.io リニューアルは、今回で6回目です。制作期間は、去年の12月27日から今年の1月28日までの約1ヶ月間です。個人的には最速の開発期間でした。AIの力は偉大ですね。本記事では、個人サイトのリニューアルでこだわったポイントについて紹介します。

2026年01月28日

成果物
← ブログ一覧へ