2025年の振り返り。滋賀とブログと私
もう今年も残り11日となりました。年々、1年の経過が早く感じます。
今年も、例年どおり振り返りを書いてみたいと思います。
過去の振り返りは、以下のリンクにまとめています。
- 2020年: https://silverbirder.github.io/blog/contents/2020_furikaeri/
- 2021年: https://silverbirder.github.io/blog/contents/2021_furikaeri/
- 2022年: https://silverbirder.github.io/blog/contents/2022_furikaeri/
- 2023年: https://silverbirder.github.io/blog/contents/2023_furikaeri/
- 2024年: https://silverbirder.github.io/blog/contents/2024_furikaeri/
滋賀へ引越し
今年の7月ごろ、滋賀県へ引っ越しました。
理由はいくつかありますが、大きなポイントは、(妻の実家がある)静岡県と、(私の実家がある)大阪府のどちらにも行きやすい距離に住みたかった、という点です。
ここ数年、家族を取り巻く環境にも少しずつ変化があり、将来のことや両親のことを考える機会が増えました。 できるだけ無理のない距離感で、必要なときには静岡県にも大阪府にも行き来できる場所に住めたら、という思いがありました。
一方で、住む場所は簡単に決められるものでもありませんでした。 家族それぞれの考えや事情があり、何度も話し合いを重ねる中で、祖父母の年齢や家族構成、嫁ぎ先での立場、妻のご家族の状況など、考慮すべきことが多く、思っていた以上に引っ越し先を決めきれずにいました。 話し合いの過程では、気持ちが沈む出来事も何度もあり、少し距離を置きたいと感じることもありました。 また純粋に物理的な理由として、当時住んでいた家と私の実家までの距離が徒歩10歩ほどと非常に近く、日常的に顔を合わせる環境でもありました。
最終的には、静岡にも大阪にも無理なく行けて、今後の生活を落ち着いて続けられそうな場所として、滋賀県を選びました。 物理的な距離だけでなく、気持ちの距離感としても、ちょうどよい場所なのではないかと、今は感じています。
引っ越してからしばらく経ち、環境が変わったことで、家族間の距離感や依存の度合いも、ほどよく緩やかになってきたように思います。 この選択が正解だったかどうかは、きっとこれから分かっていくのだと思います。
毎日ブログ投稿
今年の10月27日から、つい最近ではありますが、毎日ブログを投稿するようにしました。 その理由や背景については、以下の記事で触れています。
https://silverbirder.github.io/blog/contents/20251207/
今のところ、55日連続で投稿できています。
ときには、何を書くかネタが思い浮かばない日や、仕事で疲れていて書く気力が湧かない日、帰省中でまとまった時間が取れない日もありました。 それでも、なんとか毎日書き続けています。
書いていて良かったと感じるのは、1日1日の出来事に自然と目を向けるようになったことです。 何気なく過ごしていると、昨日の景色や出来事はすぐに忘れてしまいますが、毎日ブログを書くようになってからは、 「今日は何があったか」「何を考えていたか」「どんな会話をしたか」といった、その日のスナップショットを文章として残せるようになりました。 結果として、1日をより鮮明に過ごしている感覚があります。
私は、何かを振り返ってしっぽりする時間が好きです。 Google Photo や Google Map、そして過去のブログ記事などを眺めながら、コーヒー片手に振り返る時間は、私にとって至福のひとときです。
文章を書くこと自体は、正直あまり得意ではありません。 とりあえず思いの丈を一気に書き出し、それを AI に推敲してもらい、書き直してはまた推敲する、という工程をだいたい5回ほど繰り返しています。 そうして、ようやく「いい感じだな」と思えるところに着地したものを投稿しています。
そのおかげもあってか、技術ブログのPV数も少しずつ増えてきました。 途中から、技術ブログは Zenn、日常ブログは Hatena に分けて投稿するようにしています。 たまにバズることもあり、30代の睡眠時間について書いた記事を X に投稿したところ、Xの表示回数が約60万PV、記事自体も約8,000PVと、 これまであまり見たことのない数字を見ることができて、思わずにやにやしてしまいました。 (正直、なぜこれが伸びたのかはよく分かっていませんが…)
お仕事や趣味
現在、業務委託としてお仕事させていただいている職場では、気づけば2年ほどが経過しました。 新規事業として立ち上がった Web サービスの開発を、目まぐるしく変化する状況の中で進めながら、 ほどよい熱量を保ちつつ、継続的にフロントエンドの仕事に携わらせてもらっています。
CSS に関しては、十分にスキルが身についたという実感があります。 また、UI・UX を意識した提案や実装も、少しずつ自然にできるようになってきたと感じています。 Web において重要だと考えている「リンク・コピー・インタラクション」という3つのコアな要素を、 ユーザーに自然な形で届けるために、画面の動線を整えたり、文章の分かりやすさを調整したり、 直感的に操作できる感覚を丁寧に作り込んできました。
今後は、より一層ユーザーへの理解を深めながら、 さらに洗練された UI・UX を構築していきたいと考えています。
CSS に関しては、「苦手意識がある」という声をよく聞いていたこともあり、 その当時にベターだと思っていた考え方や知識を、以下の記事にまとめています。
https://silverbirder.github.io/blog/contents/learn-layout/
個人開発では、以下のようなものを作ってきました。
- かったものリスト
- Storybook のデザイン崩れを確認できるアドオン
- DuckDB WASM を使った Google Activity の可視化
- Tauri で作った VLog アプリ
- 現在開発中の、プロダクトへのリクエスト管理サービス「Fequest」
どれも、それぞれでチャレンジしたいことに取り組めており、 個人的にはとても満足しています。