夜のドライブって、なんかいいな
冬の夜、20時ごろ。
少し遠出した帰り道を、車で自宅へ帰路の途中。
助手席には妻。
Spotifyのお気に入りリストを流しながら、時速50kmほどでゆるやかに。
その日は晴れていて、夜は真っ暗。
街灯の明かりを頼りに進み、たまにコンビニの灯りが視界に入ったり。
見覚えのある場所を見るたびに、もう少し?と思ったり。
対向車は少なく、前方を走る車もほとんどいない。
舗装された道路を淡々と進み、途中には小さな山越えも。
夕食はすでに済ませていて、ほどよく満腹。
買いたいものも買えて、気持ちは満足。
そんな夜の景色です。
運転中の私は前を向いていて、
妻と会話を交わしていました。
その日にあった出来事や、昔話。
次はどこいこうか、誕生日プレゼントは何がいいか。
職場の愚痴をこぼしたり、
二人のお気に入りの RADWIMPS の曲を一緒に口ずさんだり。
特別な話ではないけれど、
ただただ、時間がゆっくりと流れていきます。
あまり話したがらない話題も、なぜか自然と口に出てきて、
ほんの少し前に進めた気がしたのもよかったな。
また、あの時間を味わいたいな。