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DATE2025. 11. 28

具体的なデータで議論しよう

Web のフロントエンド開発や、Figma でデザインを議論するときに、
よく「ここにテキストが入ります」といったモックデータを配置して進めることがあります。

しかし、想像力を高めて気づきを得る という意味では、
そこに「実際に入りそうな具体的なデータ」を置いて会話した方が、
議論の精度もスピードも上がりやすいと感じています。

なぜ具体的なデータを使うべきか

たとえば、管理画面のブログ記事一覧ページを設計するとします。

  • ブログタイトル
  • PV 数
  • 公開日
  • 著者情報

といった項目が並ぶ典型的な一覧画面です。
このとき、タイトルに

  • 「ここはタイトルが入ります」
  • 「サンプルタイトルです」

PV 数に

  • 「9999」

のような架空データを入れるよりも、

  • タイトル: 「CSS の技術 Tips 集」
  • PV 数: 652

といった “実際にありそうな数値や文言” を入れた方が、
画面のリアリティが一気に高まり、議論が自然と深まりやすいと感じています。

具体的なデータを使うことで得られるメリットは次のとおりです。

  • 議論のベースラインが揃う
    • 参加者全員のイメージが自然と一致しやすい。
  • 会話が発散しにくい
    • 特定データに縛られすぎないことは前提としても、方向性が定まりやすい。
  • ユーザー体験のイメージが明確になる
    • 不要な要素を削ぎ落としやすく、文言や動線の妥当性にも気づきやすい。

もちろんデザインでは最大・最小サイズなどのケースを考慮する必要がありますが、
UX や仕様の議論では「具体的なデータ」の方が向いているかと思います。

時系列も一緒に考えると、より深い設計になる

さらに、データそのものだけでなく、時系列(過去・現在・未来)を想定して会話すると、
設計の精度は格段に上がります。

  • 「初期はデータが少ないけれど、将来的に増える可能性は?」
    • → 並び順や表示件数、ページングの必要性が見える。
  • 「セミナーなどを申し込んだ後、画面はどう変化する?」
    • → 状態遷移やステータス表示の設計が明確になる。
  • 「処理中にキャンセルをしたい場合は?」
    • → 戻り動作やエラーハンドリングの検討につながる。

また、どのロールのユーザーがどのような状況で使うのかも合わせて考えると、
仕様の抜け漏れが減り、議論の解像度も高まります。

可能なら、自分がその画面のユーザーであるかのように想像して話すと、
さらに現実的な議論がしやすくなると思います。

終わりに

私はこの考え方で、プランニングやデザインの議論を進めていました。
ぜひ、皆さんも試してみてください。

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