Thoughtworks の Technology Radar Vol. 33 が公開されました。
今回は、流し読みして気になったトピックについての感想をまとめます。
今回の Radar では、AI に関するテーマが多く取り上げられていました。 「仕様駆動開発」や「AI によるブラウザ操作(playwright-mcp)」、「AGENT.md による AI コーディングエージェントへの指示フォーマット」などがありました。
レガシーシステムのモダナイゼーションにおいて、仕様駆動開発は相性が良いのかもしれません。
既存システムの仕様を再整理し、その仕様をもとに再構築を行うというアプローチです。
リバースエンジニアリングのあとに、フォワードエンジニアリング(はじめて知りました)を行う流れですね。
仕様駆動開発は、UI・UX の設計では難しいのかな?という所感です。
一方で、バックエンド寄りのシステマチックな領域では、比較的取り入れやすいのかもしれません。
以前、VS Code で GitHub Copilot の新機能として「Plan モード」が発表されていました。
spec-kit を試してみたことがあるのですが、使いこなせませんでした。
今度こそ、もう少し丁寧に触ってみようかなと思います。
「AI にコードを書かせて満足してしまう」という指摘。 これは非常によくわかります。 AI コーディングエージェントを使っていると、たくさんのコードが生まれていきます。 追加・削除・変更といったコードチャーンが多いと、レビューする側が大変になりますね。 しかも重複コードが増えたり、リファクタリングが必要になったりと、苦労した経験があります。
「シャドー IT」という言葉を今回初めて知りました。 企業が正式に許可していない IT ツールやアプリを、従業員が独自に利用することを指すようです。
ノーコードやバイブコーディングが普及したことで、エンジニアでなくてもアプリを作れる時代になりました。 その結果、簡単な社内アプリが次々に生まれ、統制が効かないシステムが増えるリスクも高まっているようです。
テスト駆動開発の文脈で、テストが成功するたびにコミットし、失敗した場合はリバートするというアイデアです。
常にテストが成功している状態を維持しながら、小さく確実にコミットを積み重ねる開発スタイルのようです。
現代のモダンな開発現場であれば、CI/CD が整備されており、テストが失敗すればマージされない仕組みが一般的です。 TCR のアプローチは、途中経過のコミットもきれいに保てる点が魅力的だと思いました。 私自身も、基本的にこのスタイルに近い形で開発しています。
普段 tRPC をよく使っていますが、oRPC はその後発のようです。 より洗練された記法を採用しており、 OpenAPI との統合を公式サポート している点が特徴的です。
現時点では tRPC で十分と感じていますが、
将来的に OpenAPI との連携が必要になった際には、検討してみたいと思いました。
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