Fequestを作る — 機能リクエストを見える化するサービス
はじめに
久しぶりにWebアプリを開発します。
これまでの成果物は、以下にまとめています。
今回のテーマは、「機能リクエストを投稿・閲覧できるWebアプリ」です。
なぜ作るのか
個人開発では、MVPとして小さく作り、少しずつ機能を追加していくことが多いです。
しかし、開発後に「やり残した機能」がそのまま放置されることもあります。
ユーザーからすると、「この機能は今後追加されるのか?」「それとも実装予定がないのか?」がわかりません。
そこで、ユーザーが直接リクエストを投稿でき、開発者やユーザーが一覧で確認できる仕組みを作ろうと思いました。
技術構成
今回は、管理画面とユーザー画面の2面構成に挑戦します。
仕事ではよく使う構成ですが、個人開発ではまだ試したことがなかったので挑戦してみます。
技術スタックは、使ってみたいものを優先して選びました。
- Next.js 16
- Turborepo によるモノレポ構成
- Vitest Browser Mode のテスト構成
- Testcontainers と Cucumber によるE2Eテスト
- tRPC と Drizzle ORM のAPI通信
- いつも使っているお気に入り
新しい環境でセットアップしていくと、「知らなかった機能や設定」に出会えるのが楽しいですね。
このプロセス自体が勉強になります。
プロジェクト概要
リポジトリは以下に公開しています。
サービス名は Fequest(フィークエスト)。
これは「Feature Request」をもとにした造語です。
個人開発への思い
最近はSNSなどで「個人開発×マネタイズ」や「どう広めるか」が注目されがちです。
でも、私の場合は少し違います。
私の個人開発は、「作りたいから作る」 が100%。
「新しい技術に挑戦したい」「不便を解決したい」、それが動機です。
利益よりも、作ること自体が目的であり楽しみです。
おわりに
もしこのプロジェクトに興味を持ってくださった方は、
GitHubリポジトリを Watch してもらえると嬉しいです。