サイゼリヤの注文画面は、私の体験としては「悪くなっていない」と感じている。
私は現在社会人だが、学生の頃からサイゼリヤには何度も通ってきた。
注文画面が導入される前は、メニュー表に書かれた商品番号を紙に記入し、店員さんを呼んで最終確認をしてから注文していた。
注文後はお冷を取りに行き、席で「間違い探し」をしながら料理を待つ——そんな流れが定番だった。
この流れに慣れている私からすると、今の注文画面は従来の体験を壊さず、自然に馴染んでいるように思う。
注文番号を入力し、表示された商品名を確認してカートに入れる。食べたいものをすべて選んだら、そのまま注文するだけ。
UIはとてもシンプルで、特に改善点を感じるわけでも、違和感を覚えるわけでもない。
体験としては、紙に書いていた頃とほとんど変わっていない。
当たり前だが、導入する側にとってはメリットは大きい。
オペレーションの変更は最小限で済み、紙や鉛筆といった資源の削減、店員による確認作業の軽減にもつながる。
そうした意味で、良い方向への進化だと思う。
個人的に、飲食店でメニューを眺める時間が好きだ。
大きなメニュー表を広げ、美味しそうな写真や手書き文字を見ながら「どれにしようか」と悩む——その時間にワクワクする。
一方で、すべてがタブレット端末で完結する店では、どこかそのワクワク感が薄れてしまう。
魅せ方や体験設計に工夫がないまま、紙をそのままデジタルに置き換えてしまうと、どうしても味気なく感じてしまう。
その点、サイゼリヤの注文体験は絶妙だ。
もしメニュー表も含めてすべてを刷新するような「新しいUX」を追求する方向もあるだろうが、 堅実にいくなら、今の形がもっともバランスが取れているのかもしれない。
つまり、私にとってサイゼリヤの注文画面は、UXとして「良くも悪くも変わっていない」。
しかし、紙資源の削減やスタッフの負担軽減といった観点では、確実に前進した改善だと思う。
では、新規のお客さんにとってはどうだろう?
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